CtoCのサービスをやっているとコンテンツをどうシェアさせるか?ユーザーがシェアしたくなる気持ちに持っていくかを考えるのは昔からある不変なテーマ。
ユーザーがシェアしてくれれば、広告費をかけずにユーザーを集められるのでCtoCサービスやメディアを始めると、どういう体験にするかPMは頭をひねる必要がある。
突飛なアイデアはそもそもユーザーに認知されないことが多いので、割と一般的な体験にすることが結構多くて、古くはサイト上にSNSボタンを並べて目立つところにシェア導線を作成したり(昔のLPやウェブサイトは必ずといっていいほどあったなぁ)
シェアしたときに表示されるOG画像が変わるようなプログラムを書いてオリジナル性のあるシェア体験を作ってみたり、アイコニックなUIが流行ったときはGoogleのアイコンを皆が真似したり。最近のアプリだとOS準拠のシェアを促すのが主流〜と思っていた。
ただなんとなく触れたTikTokの事例は良かった。
tiktok触ってこないおじさんだったけど、イイネ押すとシェア仕掛けるのいいな
— 平川 育男 / PM (@ikuo00uk) 2022年11月7日
・アイコンになるから目を引く
・イイネした時だけシェアでる
・詩羽かわいい pic.twitter.com/83ADAzxX01
いいねしたときにLINEのアイコンが出るんだけど、良いと思ったものだけを友だちに共有したいよねっていう心理を後押ししてくれる様になってる。そしてシェアするとシェアした動画を○○さんがみましたっていうお知らせまで来るようになってる。
これいいな→シェアする→あ、みてくれたんだ→ならまた送ろうかな(見てくれるし)
がすごいよくできている。シェアしている回数もUI上に表示されているので抵抗も薄い(誰かが認めていることがわかるから)
【特集】TikTok発のバイラルヒットについてアーティストはどのように考えているか - FNMNL (フェノメナル)
2020年におけるTikTokの急成長により、数々の驚異的なバイラルヒットを生み出した。TikTokの発表によると、TikTok上で10億回再生を超えた楽曲は、いずれも異なる経路で驚異的な再生回数を突破
とあったけど、アルゴリズムに加えてシェアを誘発する体験がTikTokの強いところなんだな〜と改めて勉強になりました。