元エンジニアPMのプロダクトマネージャーお役立ち情報

スタートアップから大規模プロダクトまで担当している元エンジニアの筆者が、事業開発・プロダクトマネジメントに役立つ情報を発信します

ユーザーファーストは額面通りに受け止めちゃいけない

プロダクト開発の際にユーザーファーストで考えれば、マネタイズやビジネス観点、収益性などは気にしなくても良い的な発言を受けますがやっぱり間違っているよなーと。

もちろんプロダクトを長く継続して使ってもらうために向き合うべきはユーザーなのは変わりないですが、そこだけ気にしてはいけないよと。

 

> 1. ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。

Google は、当初からユーザーの利便性を第一に考えています。新しいウェブブラウザを開発するときも、トップページの外観に手を加えるときも、Google 内部の目標や収益ではなく、ユーザーを最も重視してきました。Google のトップページはインターフェースが明快で、ページは瞬時に読み込まれます。金銭と引き換えに検索結果の順位を操作することは一切ありません。広告は、広告であることを明記したうえで、関連性の高い情報を邪魔にならない形で提示します。新しいツールやアプリケーションを開発するときも、もっと違う作りならよかったのに、という思いをユーザーに抱かせない、完成度の高いデザインを目指しています。

https://about.google/philosophy/?hl=ja

 

Googleのポリシーを引用されることもありますが、営利企業・営利サービスである以上どこで収益化させるかのレバーを設計しておくことはマジで大事。(ここを詰めきれていない状態で、ユーザーファーストと耳当たりの良い言葉だけ使うと後で破滅する)

またユーザーによりすぎて、営業時に無料で提供してしまうや値下げしてしまうことはプロダクト自体の価値を下げてしまうことにつながる。

プロダクトマネジメントで求められるのは、ビジネス⇔ユーザー⇔プロダクトのなかでどう成果に繋げるか。なので何が何でもユーザーファーストは間違っているなと、メモ