こんにちは。@ikuo00ukです。
今回はアカツキの社長「 塩田元規」さんが書いた「ハートドリブン 目に見えないものを大切にする力」のレビューです。
ハートドリブン 目に見えないものを大切にする力
個人的な評価としては、為になるエッセンスは豊富だったのですが創業初期のエピソードやプロダクト開発のエピソードをもう少し膨らませてほしかったな〜と。
読了時間 1時間程度
読みやすさ ★★★★★おすすめ度 ★★★
おすすめ読者 長男 スタートアップに携わる人 プロダクトマネージャー
ハートドリブンの他の方のレビューを読むと、経営者・起業家・マネージャー等書いてあるんですが、個人的には長男にこそおすすめしたい一冊だなと。(長女も可)
要約
この本のポイントは、「心の声や感情と向き合い、それを誰かにシェアしよう」ってことだなと。仕事をしている意味、会社に所属する意味、チームで集まっている意味を強要するのではなく、感じ取ってもらう。「なぜ?」の意義を共用していくのが大事ってことなのです。(誰かを説得してチームに入ってもらうのではなく、感情として理解してもらい所属意識を高めるみたいなイメージ)
収入や、地位や、会社の名声みたいな外側のダイヤ(上手な表現ですよね)を大事にするのではなくもっと自分の心に向き合いましょう。自分の感情に素直になって、経営としても活かしましょう。
「経営者の仕事は目に見えないものに気づき、育んでいく環境を作っていくことだから。」義理合一。
みたいに自分の心の声と向き合うことの大事さを書いてあるんですが、ポイントはもう一つ。自分の恥ずかしい所、弱い所、情けない所、これらをシェアしようってところです。長男って我慢しなさい、我慢しなさいで生きてきた人も多いのでうまく感情をシェアしきれないんですよね。でもシェアしたほうが心が楽になるし、新しい解決策が見つかる。そんな意味でも長男にこそ「ハートドリブン 目に見えないものを大切にする力
」は読んで欲しい一冊だなと。
おまけ
この本の一節に、昔と今でゲームの遊び方が変わってきたとあります。昔はドラゴンクエストやファイナルファンタジー、ポケモンもそうですが、目的が決まっていた。(ボスを倒す、レベルを上げる)マインクラフトや、フォートナイトのような現在のゲームは違うんですよね。ゲームの目的は自己表現だったり、人それぞればらばらで。youtubeの価値観しかり、今後もどんどん目的が単一なものは淘汰されていくんじゃないかなと感じた次第です。
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