元エンジニアPMのプロダクトマネージャーお役立ち情報

スタートアップから大規模プロダクトまで担当している元エンジニアの筆者が、事業開発・プロダクトマネジメントに役立つ情報を発信します

「学びを結果に変えるアウトプット大全」は、習慣にしたいと思える方法が詰まってる

「学びを結果に変えるアウトプット大全」はアウトプットの仕方と大切さを教えてくれる本です。
元々この本を買うきっかけになったのは、半年くらい前にプレゼンなどでどう分かりやすく伝えるか、要点だけが伝わるようにできるか?そんなことをもやもや考えていた時に手に取ろました。当時半分くらい読んでちょっと間が空いてしまったのですが、要約読了終えたのでブログに。

 

学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books)

学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books)

  • 作者:樺沢紫苑
  • 発売日: 2018/08/03
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

「学びを結果に変えるアウトプット大全」は5章に分かれており、そもそもアウトプットとは何か?アウトプットの原則について第一章。その後「伝え方」・「書き方」・「動き方」の各章に分かれて語られており最後がアウトプットを高めるトレーニングになっています。

読了時間  2時間程度

読みやすさ ★★★★★

おすすめ度 ★★★★

おすすめ読者 アウトプットを高めたい人・受験生・営業マン

今回は自分が参考になったポイントをいくつか。

ポイント:インプットは3割、アウトプットは7割

 この本はどこを開いても参考になるのですが、読むとあれ、普通の事と思えることしか書いてません。だけど実践できているか?と問われると難しくなることが多いなと。アウトプットは、人に話す・教える、SNSで発信する、ブログに書く(このブログも一つのアウトプット)ことで自分の血肉にもなり長期記録にもなっていきます。

 

なのでめちゃくちゃインプットしたところで、アウトプットしないとどんどん記憶から抜けていき、意味がなくなってしまう。インプットは3割、アウトプットは7割に心がけることが重要です。

この本にも書かれていますが、2週間で3回使った情報は記憶に残りやすいのだとか。僕は人の名前を忘れやすいのでこの本を読んだ後、新しく会った人はなるべく名前を呼んだり、書いたりを2週間で繰り返すようにしています。

 

ポイント: アウトプットはインプット直後に、時間を決めて、手で書き出す

映画、音楽、本なんでもインプットを受けたらまずバーっと書き出す。だいたいA4一枚くらいに収める。そうするだけで後から思い出すのが楽になります。ちなみに書き出す時はパソコンでタイピングするのではなく、手で書くこと。こうすることで脳が活性化するそうです。(思えば受験期もひたすら書いていたな...)

そしてアウトプットをする時は必ず時間を決めること。(30分以内など)こうすることでクオリティを担保していくことができる。ちなみにプレゼン資料(パワポ)を作る時も一度紙に構成を洗い出すと良いそうですよ。

 

ポイント: 価値を伝える・絵を使う・自分の言葉をおりまぜる

営業をかける時は、価格を伝えるのではなくそのサービスの価値を伝える。ただ値段だけ伝えてもピンとこないので、価格よりも勝ちがあることをちゃんと伝える。説明には自分が理解して解釈した言葉を織り交ぜて伝える。記憶させるためには絵を使い文字だけではなく意味をつくる。

 

余談
実は読んで一番最後に思ったのが「ドラゴン桜」の受験法に似ているなと。自分の言葉で、絵を使いながらバッと書き出すところとかメモリーツリーだなぁとか。記憶力が上がるのは、毎回全問答え直すとか...受験生や親御さんにとっても役に立つと思います。

学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books)

学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books)

  • 作者:樺沢紫苑
  • 発売日: 2018/08/03
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)