「学びを結果に変えるアウトプット大全」はアウトプットの仕方と大切さを教えてくれる本です。
元々この本を買うきっかけになったのは、半年くらい前にプレゼンなどでどう分かりやすく伝えるか、要点だけが伝わるようにできるか?そんなことをもやもや考えていた時に手に取ろました。当時半分くらい読んでちょっと間が空いてしまったのですが、要約読了終えたのでブログに。
「学びを結果に変えるアウトプット大全」は5章に分かれており、そもそもアウトプットとは何か?アウトプットの原則について第一章。その後「伝え方」・「書き方」・「動き方」の各章に分かれて語られており最後がアウトプットを高めるトレーニングになっています。
読了時間 2時間程度
読みやすさ ★★★★★
おすすめ度 ★★★★
おすすめ読者 アウトプットを高めたい人・受験生・営業マン
今回は自分が参考になったポイントをいくつか。
ポイント:インプットは3割、アウトプットは7割
この本はどこを開いても参考になるのですが、読むとあれ、普通の事と思えることしか書いてません。だけど実践できているか?と問われると難しくなることが多いなと。アウトプットは、人に話す・教える、SNSで発信する、ブログに書く(このブログも一つのアウトプット)ことで自分の血肉にもなり長期記録にもなっていきます。
なのでめちゃくちゃインプットしたところで、アウトプットしないとどんどん記憶から抜けていき、意味がなくなってしまう。インプットは3割、アウトプットは7割に心がけることが重要です。
この本にも書かれていますが、2週間で3回使った情報は記憶に残りやすいのだとか。僕は人の名前を忘れやすいのでこの本を読んだ後、新しく会った人はなるべく名前を呼んだり、書いたりを2週間で繰り返すようにしています。
ポイント: アウトプットはインプット直後に、時間を決めて、手で書き出す
映画、音楽、本なんでもインプットを受けたらまずバーっと書き出す。だいたいA4一枚くらいに収める。そうするだけで後から思い出すのが楽になります。ちなみに書き出す時はパソコンでタイピングするのではなく、手で書くこと。こうすることで脳が活性化するそうです。(思えば受験期もひたすら書いていたな...)
そしてアウトプットをする時は必ず時間を決めること。(30分以内など)こうすることでクオリティを担保していくことができる。ちなみにプレゼン資料(パワポ)を作る時も一度紙に構成を洗い出すと良いそうですよ。
ポイント: 価値を伝える・絵を使う・自分の言葉をおりまぜる
営業をかける時は、価格を伝えるのではなくそのサービスの価値を伝える。ただ値段だけ伝えてもピンとこないので、価格よりも勝ちがあることをちゃんと伝える。説明には自分が理解して解釈した言葉を織り交ぜて伝える。記憶させるためには絵を使い文字だけではなく意味をつくる。
余談
実は読んで一番最後に思ったのが「ドラゴン桜」の受験法に似ているなと。自分の言葉で、絵を使いながらバッと書き出すところとかメモリーツリーだなぁとか。記憶力が上がるのは、毎回全問答え直すとか...受験生や親御さんにとっても役に立つと思います。